『マイナポイント』って何?という疑問を解決!マイナンバーカードで25%還元!
『マイナポイント』って最近聞くけど何のこと?
事前登録したキャッシュレス決済で買い物をしたら25%還元されるお得なシステムだよ
まだまだ全国的に普及率が高くないマイナンバーカードですが、2020年9月から『マイナポイント事業』という独自のサービスが開始されます。
今回導入予定のマイナポイントは、買い物した額の25%(上限5,000円)のポイントが還元されるというもの。
この説明だけではわからないと思うので詳しく解説します。
- マイナポイントとは
- 25%還元(上限5,000円)のポイントをもらう方法
- マイナポイントのもらい方、使い方
今回はマイナポイントについてと、25%の還元ポイントをもらう方法を解説していきます。
マイナポイント事業とは
まずは、こちらの動画をご覧ください(15秒程度です)
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(うん、なんのことかわかりませんね。。)
要はこういうことです
キャッシュレス事業者を通じて国からポイント還元
わかりやすく言うと、今回のサービスは、
マイナンバーカードを使って、キャッシュレス決済サービスを事前に登録をして、登録したキャッシュレス決済でチャージまたは、買い物をすると、登録したキャッシュレス決済サービスに応じたポイントが国から還元されるというものです。
マイナポイントという名前はついていますが、実際は登録したキャッシュレスサービスのポイントが還元されます。
つまり、楽天カードを登録して使えば、楽天ポイントが還元されるということ。
登録できるキャッシュレスサービスは、「PayPay」や「LINEPay」など現在100種類以上。
なぜマイナポイントが導入されたのか
消費活動を促進させるため
もともとは、キャッシュレス決済で2~5%を還元する「消費者還元事業」終了や2020年夏に開催予定だった「東京オリンピック」終了後も経済活動を停滞させないことが目的でした。
しかし、コロナウイルスの影響によって東京オリンピックが延期となり、緊急事態宣言が発令されたことで、経済活動は急速に落ち込みました。
落ち込んだ経済を再び回復させる狙いからもマイナポイントを導入するのだと思います。
マイナンバーカードの普及率を上げるため
マイナンバーカードの全国普及率は2020年5月時点で約16%程度となっています(参考:総務省|マイナンバーカード交付状況について)。
まだまだ普及率が低いマイナンバーカードをマイナポイントというサービスで普及させていきたい狙いがあります。
キャッシュレス化を促進させるため
キャッシュレス決済にすることで、お金の流れや消費行動がわかりやすくなります。そのデータを使うことで、様々なサービスを展開することができるようになります。
他にもキャッシュレスにするメリットはたくさんあるよ
25%還元!最大5,000円まで!
今回マイナポイント事業を普及させるために、マイナポイントの還元率を25%に決定しました。還元上限額は5,000円まで。
つまり、
2万円のチャージまたは、買い物をすると登録したキャッシュレスサービスに応じたポイントが5,000円分還元されるということ
マイナポイントのもらい方
マイナポイントの還元を受けるためにやるべきことは4つ。
- マイナンバーカードを取得する
- マイナポイントを予約する(マイキーIDを設定する)
- 好きなキャッシュレスサービスを選択する
- 選択したキャッシュレスサービスでチャージまたは、買い物をする
1.マイナンバーカードを取得する
まず必要なものはマイナンバーカードです。
紙でできた通知カードでは、マイナポイントはもらえないので注意!
通知カードからマイナンバーカードに切り替える方法は、こちらを参考にしてみてください。
2.マイナポイントを予約する(マイキーIDを設定する)
マイナポイントの手続きには専用のIDを発行する必要があります。
このIDの発行の際にマイナンバーカードが必要になります。
IDの設定には専用のアプリもしくはソフトが必要です。
端末に応じてインストールしてください。
スマホ端末の場合
AndroidもしくはiPhoneの方は下のアプリをインストールしてください。
マイナポイント
総務省自治行政局無料posted withアプリーチ
パソコンの場合
パソコン端末からマイナポイントを設定する場合は、下のリンク先から「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールしてください。
パソコンで設定する場合は、カードリーダーが必要です。
マイナポイント予約のやり方
具体的にマイナポイントの予約方法をスマホ端末を例に説明します。
1.専用アプリを起動して、「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」をタップします。
2.マイナンバーカードを用意して、「次へ進む」をタップ。次の画面でマイナンバーカードを発行した時に設定した「4桁のパスワード」を入力して、マイナンバーカードを端末で読み取ります。
3.マイナンバーカードを読み取ったら、自動で「マイキーID」が発行されます。確認して「発行」をタップしましょう。
4.「発行」ボタンを押したらマイナポイントの予約は完了です。マイキーIDは忘れずに「スクリーンショット保存」で画像として保存をするか、紙にメモしておきましょう。
「マイナポイント手続きスポット」でも予約できる
全国各地に設置してある「支援端末」でもマイナポイントの予約ができます。
マイナンバーカードに対応していないスマホの方はこちらで予約をしましょう。
3.マイナポイントを申し込む
25%還元を受けるキャッシュレス決済サービスを1つだけ登録します。
登録したキャッシュレス決済に応じたポイントが還元されるので、普段使っているキャッシュレスを登録するといいですよ。
どのキャッシュレス決済を選んでも25%還元を受けられますが、サービスによっては追加でポイントがもらえるものがあります。
マイナポイントおすすめキャッシュレス決済
●PayPay
マイナポイントにPayPayを設定すると、抽選でボーナスポイントが付与されるキャンペーンを開催しています。
もらえるポイントは以下の通り。
1等に当選すると、なんと!
100万円相当のボーナスポイントが!!
キャンペーンの参加条件は、マイナポイントにPayPayを登録するだけ!
PayPayでチャージや支払いをしなくても登録するだけで、抽選に参加できます。
PayPayが使える店舗はかなり多いので、まだキャッシュレス決済を使ったことがない人にもおすすめ!
PayPay-ペイペイ(キャッシュレスでスマートにお支払い)
PayPay Corporation無料posted withアプリーチ
●WAON
マイナポイントにWAONを設定すると、25%還元(最大5,000ポイント)以外にも、追加で10%(最大2,000ポイント)がもらえます。
つまり、マイナポイントにWAONを設定して、チャージ上限の20,000円をチャージすると、後日5,000ポイント+1,000ポイント=6,000ポイントがもらえます!
ただし、WAONは支払い200円ごとに1ポイント付与なので、還元率は0.5%。イオン系列での買い物時に2倍(1%還元)となるので、普段からイオン系列で買い物をしない人にはあまりお得ではない印象があります。
マイナポイントにWAONを設定する際は専用アプリを使うと簡単に設定できますよ。
WAON マイナポイント 申込アプリ
AEON Co., Ltd無料posted withアプリーチ
●LINEペイ
マイナポイントにLINEペイを設定すると、LINEペイのランク制度に応じて、LINEペイ支払いで使えるクーポンがもらえます。
今回のキャンペーンでは、通常もらえるクーポンの他に、追加で毎月5枚(3ヶ月間)のクーポンがもらえるというものです。
通常もらえるクーポンと追加のクーポンを合わせると、最大15枚のクーポンが毎月もらえます。
LINEペイのランク制度は過去6ヶ月間にLINEペイで支払った額に応じてランクが上がっていく仕組みです。
ランクが上がると還元率が上がっていって、最大で3%もの還元を受けることができます。
今回の25%還元とLINEペイの最大還元を合わせると最大で28%還元となるので、普段からLINEペイを使っている人にはおすすめです。
LINE Pay - 割引クーポンがお得なスマホ決済アプリ
LINE Pay Corporation無料posted withアプリーチ
マイナポイントの実施は9月から
ここまでマイナポイントを使う方法をご紹介しましたが、今のところできるのは、マイナポイントに設定するキャッシュレス決済を設定するところまで。
実際にマイナポイントが導入されるのは、2020年9月からです。
なので、あまり急ぐ必要はないですが、マイナンバーカードの発行など時間のかかりそうなものは早めにやっておくのがいいかもしれません。
ちなみに期間は、2020年9月から2021年3月末を予定しているみたいです。
まとめ
- マイナポイントとは、事前登録したキャッシュレスサービスを利用すると、登録したキャッシュレスで高還元が受けられるサービスのこと。
- マイナポイントを設定するためには、「マイナンバーカード」が必要
- マイナポイントが導入された理由は、「消費活動を促進させたいから」「マイナンバーカードを普及させたいから」「キャッシュレス化を促進させたいから」
- 実際にマイナポイントを利用できるのは、2020年9月から2021年3月末まで
- 登録したキャッシュレスサービスをチャージもしくは利用すると最大25%還元(上限5万円)が還元される。
- キャッシュレス事業者によってはポイントの上乗せキャンペーンを実施中。
マイナポイントについて少しはわかったでしょうか。
この制度に対しては色々な意見があるとは思いますが、「もらえるものは、もらっておこう」がわたしの意見です(笑)
マイナンバーカードもこれから必要となる場面が増えてきそうなので、まだの方は発行しておいた方がいいかも。というか、どんどん作らざるを得ない状況になるのかも?
みんな5,000円相当のポイントもらおうよ