格安SIMのmineoを6ヶ月使ってみた感想(レビュー)と乗り換え方法
話題の格安SIMのmineoに乗り換えて半年が経ったから
乗り換えてみてわかったことやメリット・デメリットを紹介します。
そして、乗り換え方法も詳しく解説していきます。
格安SIMについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
au最後の契約プラン
私は長年auで契約してて、ドコモやソフトバンクに乗り換えたことはありませんでした。
新しいもの好きなんで、新しいiPhoneが出た時は2年契約の更新のタイミングで買い替えてました。
そして、au最後の契約はiPadと同時契約だと安くなると言われ、よくわからずこんな契約をしました。
- iPhone7の128Gモデル▶2年契約
- iPad mini3の32Gモデル▶3年契約
- どちらもプラン継続中は端末代金実質0円
- 通話は5分以内なら無料(スーパーカケホ)
- データ通信量は合算で5GBまで(データ定額5)
そんな私の月々の携帯料金はこんな感じになりました(概算)。
スーパーカケホ | 3,200円 |
LTEネット | 300円 |
データ定額5G | 5,000円 |
タブレットの通信費 | 2,000円 |
スマホ端末代金 | 実質無料 |
タブレット端末代金 | 実質無料 |
合計約10,000円/月
うーん高い。。。
1年くらい使ってて高いなーっと思っても解約したらiPhoneとiPadの端末支払いがダブルで降りかかるので解約できず。。。
格安SIMが有名になってきてましたが、乗り換えても残債がのしかかって、あまりお得にならず、しばらくモンモンとしてました(笑)
そして、携帯端末代金の支払いが終わった2年のタイミングでようやく格安SIMに乗り換えることができました!
iPadの残債を一括で払っても乗り換えた方がお得でした。
mineoに乗り換えた結果
auからmineoに無事乗り換えた結果
私の月々の携帯料金はこんな感じになりました。
音声通話+データ通信プラン(6G) | 2,200円 |
料金プランがシンプル!
大手3社の「~をセットで実質~円」とか「~割と~割があってこの値段!」とかじゃなく、
「電話あり」で「データ通信はこのくらいする」から「一律この値段!」っていうシンプルさがいいですね。
端末代金は完済して、auで使っていたiPhone7でそのまま乗り換えたので、料金には含まれてませんが、
auで契約していた時よりも約8,000円もお得になりました!
しかも!契約した時のキャンペーンで約半年間は上記の値段から500円割引きで半年間は実質1,500円くらいで済みました!
なぜmineoを選んだのか
数ある格安SIMの中からなぜmineoを選んだのかというと
mineoには他の格安SIMにはない、こんなメリットがあるからです。
- 2年目から料金が上がらない
- 契約期間というものがなく、いつ解約しても解約違約金が発生しない
- 全然知らない他人からパケットをもらえる(1GBまで)
- auのiPhone7がそのまま使える
UQモバイルと迷ったんですが、UQモバイルは2年目から料金が上がるのでmineoにしました。
そして、auで散々苦しめられた契約期間というもの。mineoには契約期間というものがないので、自分の好きなタイミングで他の会社に乗り換えることができます。
気に入ってるから乗り換えないけどね
そして、mineoにはフリータンクというものがあって、他の人が使い切れなかったパケットを共有のタンクに貯めておくことができて、他の人は自由にタンクからパケットをもらうことができるんです(最大1GBまで)
なので、データ通信量は実質契約時容量+1GB使えるんです!
mineoのデメリット
もちろんmineoにもデメリットはあります。
mineoのというよりは格安SIM系ならだいたい当てはまるデメリットもありますが、こんなデメリットがあります。
- アクセスが集中する12時と18時以降は通信速度が極端に下がる
- 契約の仕方がややわかりづらかった
- 通話アプリが使いづらい
- マイページへのアクセスがしづらい
格安SIMは大手キャリアに比べて通信速度が下がるとは聞いていましたが、アクセスが集中する12時と18時以降はやっぱり少し遅いなーと感じるくらいでした。
ですが、私の場合は平日の12時なら職場で昼食を摂っているので、そこまでスマホの使用頻度は高くないですし、18時以降は自宅にいるので、自宅のWi-Fiを使用して速度はあまり気になりません。
札幌のmineoは実店舗が少なくて、唯一近くにあるヨドバシカメラ内の案内所では、店員が乗り換え方法を把握しておらず、目の前でマニュアルを見ながら操作し始める始末。。。
あまりにも手際が悪いので、その日は中断して自宅に帰り、後日自分で操作して乗り換え作業を行いました。
乗り換え作業は自分でやった方が断然早いし安い!
通話アプリは「mineoでんわ」という専用のものがあり、このアプリを使わないと通話料金が安くなりません。
しかし、ネットで見つけた電話番号をタップすると通常の通話アプリが開いてしまうので、いちいち電話番号を控えてmineoのアプリで通話するという手間があります。
最後にmineoのマイページにログインする際にはIDとパスワードを入力して、簡単なパズルのピースをはめる作業が必要になります。
今どき指紋認証などもあるのに、これは少し手間に感じました。
こんな感じでデメリットもあるmineoですが、デメリットよりもメリットの方が大きいので、やっぱり乗り換えて良かったと思ってます。
なにより料金が安くなったのが大きいよね
mineoへの乗り換え方法
では、実際にどのようにmineoに乗り換えるのか解説していきます。
まず乗り換えの大まかな流れはこんな感じです。
- プランの検討
- エントリーパッケージを購入
- MNP予約番号の発行
- mineoへの申込み開始
- SIMカードが送られてくるので端末に差し込む
- 端末で回線の開通作業を行って乗り換え完了
1~6までは約1~2週間ほどかかります。
乗り換え作業は店舗でもやってもらえますが、自分でやった方が断然早くて、乗り換え手数料もかからないので断然お得です!
乗り換えに必要なものは事前に用意しておきましょう
- メールアドレス(乗り換えたら使えなくなるから、キャリアメールではないものを)
- クレジットカード(月々の携帯料金の支払い用)
- 身分証明書(免許証など)
上記のものが用意できたらさっそく乗り換え作業を順番に行っていきましょう!
1.プランの検討
乗り換える前にプランをある程度決めておきましょう。
端末について
mineoで契約する端末はどうするのか決めます。
今使っている端末でそのまま契約するのなら、mineoに対応しているのか調べてみましょう。SIMロック解除が必要ならしておきましょう。
新しく購入する場合はSIMフリーのものを用意しましょう。
mineoでも端末の取扱はありますが、種類が少ないので、新機種を使いたいのであれば、ネットで購入しましょう。
iPhoneであればAppleストアで購入できます。
どこのキャリアの回線を使うのか(au・ドコモ・ソフトバンク)
mineoは大手3社のキャリアのどこでも契約ができて、回線のつながり安さは契約したキャリアに依存します。
今まで使っていたキャリアで不便がないのならそのまま同じキャリアで契約するのもいいいと思います。
また、キャリアによって月々の料金も変わってくるため、料金で選ぶのも手です。
ちなみに私はauの回線を使っていますが、特に不便はありません。3つの中で一番料金も安かったですし。
音声通話をどうするか
格安SIMでは電話をしないプランというものも存在します(データ通信プラン)。
データ通信プランにすると通話は一切できないので、電話としての機能は使えなくなります(LINE通話は可能)。
メインで使う携帯であるのなら「音声通話+データ通信プラン」をオススメします。
データ容量を決めましょう
データ容量とはいわゆるどれだけネット通信を使うかによります。
主な使用用途別の最適なデータ容量はこのような感じです。
データ容量 | こんな人にオススメ |
---|---|
500MB | 普段からあまりネットは使わずにLINEやちょっと調べものをする程度に使用する方向け。自宅ではWi-Fiを使用。 |
3GB | 1日数時間程度のSNSやWebサイト閲覧程度に使用。動画やゲームはあまりしない方。自宅ではWi-Fiを使用。 |
6GB | 3GBの使用用途に加えて、短い動画を見る方やSNSに投稿をよくする方向け。 |
10~20GB | 普段からゲームをしたり、動画サイトを見たり、SNSに投稿をよくする方向け。 |
30GB | データ通信容量を気にしたくない方向け。 |
ちなみにmineoではフリータンクというサービスがあるので契約したデータ容量+1Gくらいは使うことができます。
足りなくなったら、追加で1GBずつ買うこともできます。
オプションをつけるか考えよう
「長時間電話をする場合」や「端末の保障やフィルタリングなどをつけたい場合」は各種オプションが豊富にあります。
もちろん別途料金が発生するため、本当に必要か考えてオプションをつけましょう。
ちなみに私はなにもオプションをつけていません。
2.エントリーパッケージ購入
mineoと契約する際は通常であれば契約事務手数料というものが3,000円発生します。
しかし、事前にエントリーパッケージを購入しておけば、エントリーパッケージに記載してあるコードを入力すれば契約事務手数料が無料になります!
Amazonや楽天市場などで300円程度で手に入るので、事前に購入しておきましょう。
3.MNP予約番号の発行
今使っている電話番号をそのまま引き継ぐのであれば「MNP予約番号」というものを発行しましょう。
使っているキャリアに電話で確認するか、Web上で申請することで発行できます。
MNP予約番号を発行する際に必ずかかる費用として「MNP転出手数料」というものが約3,000円発生します。
MNP転出手数料は、他社への乗り換えが完了した時点でそのキャリアから請求があります。
MNP予約番号には発行してから15日間の有効期限があり、有効期限が過ぎたら再発行が必要になります。
乗り換え準備がしっかり整ってから発行するようにしましょう。
電話で申請する場合
- au ▶TEL:0077-75470 (9:00~20:00)
- ドコモ ▶TEL:0120-800-000 (9:00~20:00)
- ソフトバンク ▶TEL:0800-100-5533 (9:00~20:00)
休日は電話が問い合わせが集中して、つながらないことが多いため、平日の昼間に申請することをおすすめします。
10桁の番号を伝えられるので、紙とペンを事前に用意しておきましょう。
本人確認のため、キャリアと契約した時に登録したパスワード(4桁の数字)も思い出しておきましょう。忘れた場合はその旨をオペレーターに伝えてください。
契約しているキャリアに電話をして音声案内に従って、番号をプッシュしましょう。最終的にはオペレーターにつながります。
オペレーターにつながったら、「MNP予約番号を発行したいです」と伝えましょう。
色々乗り換え理由を聞かれますが、「他社に乗り換えて料金を見直したいので」などと伝えておきましょう。
だいたいの場合、ここまでいったらオペレーターから引き止めがあります。
新機種の割引や商品券の提示など様々な引き止めがあるようです。
どうやら引き止めに成功した場合オペレーター側に報酬があるようなので、オペレーターもガンガン引き止めにきます。
乗り換える意思をしっかり伝えて断りましょう。
だいたいの引き止め手法は「今の契約を解約すると~~円も解約金が発生します(デメリットの提示)」▶「今なら新しくこれに乗り換えていただければ、商品券~円分おつけして、~割もついて、こんなにお得になります(メリットの提示)」で来ます。
この時点でそちらの方がお得であれば、元のキャリアのままでもいいですが、だいたいの場合が長期でみれば格安SIMの方がお得です。
Web上で申請する場合
- au ▶ 「My au」から
- ドコモ ▶「My docomo」から
- ソフトバンク ▶「My SoftBank」から
時間がある方はネット上から申請もできますが、各社ともに解約されたくないので、MNPの申請ページまでの道のりは遠く面倒です。
電話であれば引き止めにはあいますが、すぐに発行できるので、電話での発行をおすすめします。
4.mineoに申込みをする
ここまで用意ができればいよいよmineoへの申込みができます。
手元に下記のものを用意しましょう。
- 支払い用クレジットカード(契約者本人の名義)
- メールアドレス
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
- MNP予約番号
- エントリーパッケージ
手順は少し長いので折りたたみました。下記のボタンをクリックして表示してください。
クリックすると表示
手順1.⇩のバナーからmineoにアクセスして「お申込みはこちら」をクリック
手順2.必要書類を確認して「今すぐWebで申し込む」をクリック
手順3.必要事項を入力して「次へ」を選択。オプションの案内がいくつか表示されますが、特に必要なければ「申し込まない」を選択しましょう。
SIMカードの種類を選ぶ場合は対応しているカードの種類を調べて適切なものを選択しましょう。
※通話プランは長時間の電話をしないのであれば、「mineoでんわ(無料)」でいいと思います。
手順4.「eoID」というmineo内のマイページにアクセスするための情報を入力します。
購入したエントリーパッケージのコードはここで入力します。
わたしの紹介用URLを入力すると「1,000円分のAmazonギフト券」がもらえます。
紹介用URL
【https://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=W2C2C8F5N2】
⇧紹介用URLの赤文字になっている部分の入力だけでもOKです。
手順5.電話番号を引き継ぐ場合はこちらで「MNP予約番号」を入力します。
「MNP予約番号」と「引き継ぐ電話番号」と「MNP予約番号の有効期限」を入力します。MNP予約番号の有効期限は発行から15日間です。
手順6.契約者の情報を入力します。
手順7.支払い情報を入力します。クレジットカードは契約者本人の名義のものを使いましょう。
手順8.本人確認書類をアップロードします。
パソコンであれば、カメラなどから取り込んでアップロードしましょう。スマホであればその場でカメラアプリで書類を撮影してアップロードしましょう。
手順9.最終確認をして間違いなければ「同意をして申し込みを確定」しましょう。
手順10.ここまでの登録では仮契約状態なので、登録したメールアドレスに届いたURLをクリックして本契約を完了させましょう。
5.SIMカードを入れ替える
申込みから数日で手元にSIMカードが届きます。
針金などでスマホ横にある穴を押し込んで元々入っているSIMカードを抜き取って入れ替えましょう。
SIMカードと一緒に同封されている手順書にもわかりやすく解説されているので参考にしましょう。
SIMカードを抜いた時点でスマホのネット回線は使えなくなるので、Wi-Fi環境で行うことをおすすめします。
6.初期設定をしてmineoとの回線を開通させる
同封されている手順書通りに「MNP設定」と「ネットワーク設定」をすればmineoとの契約は完了します。
mineoとの契約が完了した時点で前のキャリアは自動的に解約されます。
まとめ
- 大手キャリアよりも6,000円くらい安くなって年間8万円以上も節約できた
- mineoは何年経っても料金は上がらない
- だけど、アクセスが集中しやすい時間帯は通信速度が落ちやすい
- 乗り換えは自分でやった方が手数料がかからなくてお得
- 乗り換えは手間だけど一度やればあとは携帯料金をかなり節約できる
今の時代、携帯料金は安くて当たり前!
いつまでも高い料金を払っているなんてもったいないですよ。
いつまでも料金が安いままのmineoに乗り換えて通信費を節約しよう!